バイオトイレが臭わない理由とは?臭いがしない科学的メカニズムを徹底解説

建設現場やイベント会場、あるいは山小屋などのインフラが整っていない場所で、もっとも頭を悩ませる問題のひとつが「トイレの環境」ではないでしょうか。

特に、従来の仮設トイレ特有の「あの嫌な臭い」は、利用するスタッフのモチベーションを下げるだけでなく、近隣住民からのクレームの原因にもなりかねません。

「現場のトイレは臭くて汚いのが当たり前」そんな常識を覆す存在として、いま多くの企業や自治体から注目を集めているのが「バイオトイレ」です。

水を使わず、微生物の力で排泄物を処理するバイオトイレは、驚くほど臭いがしません。

しかし、導入を検討している方の中には「本当に臭くないのか?」「メンテナンスが大変なのではないか?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いはず。もし導入したのに悪臭が発生してしまっては、コストをかける意味がありません。

結論から申し上げますと、バイオトイレは正しく使えば臭いのない快適な空間を実現できます。ですが、仕組みを理解せずに誤った使い方をすれば、トラブルにつながることも。

この記事では、バイオトイレのレンタル・販売において10年以上の実績を持つ株式会社メイクリーンが、バイオトイレが臭いがしない仕組みをはじめ、万が一臭いが発生した場合の原因と対策、そして導入によって得られるコストメリットや企業価値の向上について徹底解説します。

目次

なぜバイオトイレは「臭い」がしないのか?

多くの人が抱く「仮設トイレ=臭い」というイメージは、排泄物がタンク内に溜まり、腐敗することで発生するアンモニア臭などが原因です。しかし、バイオトイレにはこの「腐敗」というプロセスそのものが存在しません。

バイオトイレが臭わない最大の理由は、自然界のサイクルと同じ「分解」の仕組みをトイレ内部で高速に行っているからです。

ここでは、バイオトイレがどのようにしてあの嫌な臭いを消し去っているのか、そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

アンモニアを発生させない「分解」と「蒸発」の科学

バイオトイレが臭わない一番の理由は、排泄物を「溜める」のではなく、微生物の力ですぐに「分解・処理」してしまうからです。

従来の汲み取り式の仮設トイレでは、タンクに溜まった尿と便が混ざり合い、時間が経つにつれて雑菌が繁殖して腐敗が進みます。これが、鼻をつくような強烈なアンモニア臭の正体です。

一方でバイオトイレは、処理槽の中に微生物が生息しており、排泄物が入ってきた瞬間に分解活動を開始します。

人間の排泄物は、実はその90%以上が水分で構成されています。バイオトイレはこの水分を、ヒーターの熱や微生物の発酵熱によって蒸発させ、空気中へと逃がします。

水分が蒸発してなくなれば、残るのはごくわずかな有機物だけになります。この残った有機物も、微生物がエサとして食べて分解してしまうため、最終的にはほとんど何も残りません。

つまり、臭いの元となる物質がいつまでもタンク内に留まることがないため、悪臭が発生する隙がないのです。

また、好気性微生物(空気の好きな菌)を活性化させることで、酸素を使ったきれいな分解が行われます。酸素が不足すると「嫌気性発酵」という腐敗に近い状態になり臭いが出ますが、バイオトイレは空気を送り込む工夫がされているため、常にクリーンな分解環境が保たれています。

このように、科学的なアプローチで「臭いの元」を根絶しているのがバイオトイレの大きな特徴といえるでしょう。

おがくずだけじゃない!「杉チップ」の強力な消臭・殺菌効果

バイオトイレの中を覗くと、木屑のようなものがたくさん入っているのが見えます。これは微生物の住処となる「担体(媒体)」と呼ばれるもので、一般的にはおがくずや木質チップが使われています。

中でも、臭い対策として特に優れた効果を発揮するのが「杉チップ」です。

杉の木には、古くから知られている通り、フィトンチッドなどの天然の芳香成分が含まれています。この成分には、単に良い香りがするだけでなく、雑菌の繁殖を抑える殺菌作用や、嫌な臭いを中和する消臭効果があります。

バイオトイレに杉チップを使用することで、排泄物の臭いを消すのと同時に、爽やかな木の香りを漂わせることができるのです。

実際にバイオトイレに入ると、「トイレの臭いではなく、材木置き場や新築の家のような匂いがする」と驚かれる方が多くいらっしゃいます。これは、杉チップ自体が持つ自然の力が働いている証拠です。

おがくずなどの細かい粒子は、微生物と排泄物が接触する表面積を広げる役割も果たしており、分解効率を高めるためにも欠かせません。

また、杉チップは吸水性や通気性にも優れています。排泄物の水分を素早く吸収し、微生物が活動しやすい適度な湿度を保つことができるため、分解プロセスがスムーズに進みます。

単なる詰め物ではなく、杉チップそのものが優秀な消臭剤であり、微生物の強力なパートナーとして機能しているのです。

ここが重要!「ヒーター」と「スクリュー攪拌」によるアシスト

微生物の力だけで排泄物を分解するには、実はかなりの時間と条件が必要です。自然界のように放っておくだけでは、分解が追いつかずに悪臭が発生してしまう可能性があります。

そこで、バイオトイレには微生物の活動を全力でサポートするための「ヒーター」と「スクリュー攪拌(かくはん)」という二つの重要な機能が備わっています。

まず、ヒーターによる温度管理について説明します。

微生物がもっとも活発に働く温度は、おおよそ30度から40度前後といわれています。特に冬場の寒い現場や夜間などは、気温が下がると微生物の動きが鈍くなり、分解能力がガクンと落ちてしまいます。

これを防ぐために、バイオトイレは処理槽をヒーターで温め、微生物にとって常に快適な「常夏」の状態を維持しています。また、この熱は水分の蒸発を促進させるためにも不可欠な要素です。

次に、スクリューによる攪拌機能です。

先ほどお話しした通り、バイオトイレで活躍する微生物は「好気性」、つまり酸素を必要とする菌たちです。処理槽の中身をそのままにしておくと、中心部まで酸素が届かず、微生物が窒息してしまいます。

そこで、モーターでスクリューを回転させ、チップと排泄物を定期的に混ぜ合わせることで、処理槽の隅々まで新鮮な空気を送り込みます。

この「温める」と「混ぜる」という動作が自動的に行われることで、微生物は常に元気な状態で働き続けることができます。

人間が手を加えなくても、機械が裏方として環境を整えてくれているからこそ、いつ使っても臭わない快適なトイレが維持できるのです。

バイオトイレが「臭う」場合の原因と対策

基本的には無臭で快適なバイオトイレですが、稀に「なんか臭う気がする」「アンモニア臭がしてきた」というトラブルが発生することがあります。

しかし、これには必ず明確な理由があります。機械の故障というよりも、使い方のルールを守れていなかったり、環境要因が影響していたりするケースがほとんどです。

ここでは、バイオトイレから臭いが発生してしまう主な原因と、すぐにできる対策について詳しく解説します。

原因さえ分かれば、すぐに対処して元の快適な状態に戻すことができますので、ぜひ覚えておいてください。

原因1:処理能力(使用回数)の大幅な超過

バイオトイレには、機種ごとに「1日あたり何回まで使用できるか」という処理能力の上限が決められています。

例えば、株式会社メイクリーンが取り扱うレンタル対応のバイオトイレ(BM30-I型)の場合、1日の処理能力は40回で、当社独自開発の備え付けカウンターで使用回数を目視で確認できるようになっています。

この限界を超えて使用され続けることが、臭い発生の一番の原因となります。

微生物が排泄物を分解するには、一定の時間が必要です。しかし、次から次へとひっきりなしに排泄物が投入されると、微生物の「食べるスピード」が追いつかなくなってしまいます。

また、排泄物に含まれる大量の水分を蒸発させる時間もなくなるため、処理槽の中がベチャベチャの水浸し状態になります。

本来、杉チップはふかふかの乾いた状態であるべきですが、水分過多になるとチップの隙間がなくなり、酸素が行き渡らなくなります。すると、酸素を必要とする良い菌が死滅し、代わりに酸素を嫌う菌が増殖して、ドブのような腐敗臭を出し始めます。

これが「使いすぎ」による悪臭のメカニズムです。

まず、現場の人数に合った適切な処理能力を持つ機種を選ぶことが大前提です。もし一時的に使用者が増える場合は、トイレの台数を増やすか、使用頻度を分散させる工夫が必要です。

また、すでに水分過多になってしまった場合は、一時的に使用を中止してヒーターと攪拌のみを稼働させ、水分を飛ばす時間を設けることで回復させることができます。

原因2:電源断による温度低下と微生物の活動停止

「夜間は誰も使わないから」といって、現場のブレーカーを落として帰ってしまっていませんか?実はこれが、翌朝トイレが臭くなる大きな原因のひとつです。

前述の通り、バイオトイレはヒーターで温度を保ち、スクリューで酸素を送り込むことで微生物を活性化させています。電源を切るということは、微生物にとっての「暖房」と「呼吸」を止めてしまうことと同じです。

特に気温が低い時期に電源を切ると、処理槽内の温度が一気に下がり、微生物は活動を停止して冬眠状態に入ってしまいます。

その間に投入されていた排泄物は分解されずに残り、そのまま腐敗が始まってしまいます。また、ファンも止まってしまうため、空気が循環せず、こもった臭気がトイレ内に充満することになります。

翌朝、電源を入れても微生物が目覚めるまでには時間がかかるため、すぐには臭いが消えません。

バイオトイレの電源は、24時間365日「常時オン」にしておくことが鉄則です。

たとえ誰も使わない休日や夜間であっても、微生物は生きて活動を続けています。微生物が働き続けられる環境を守ることが、臭いのないトイレを維持する一番の近道です。

電気代がもったいないと感じるかもしれませんが、臭いトラブルへの対応コストを考えれば、常時通電の方が遥かに効率的です。

原因3:分解できない異物の投入

バイオトイレの微生物は非常に優秀ですが、何でも分解できるわけではありません。微生物が分解できるのは、あくまで「有機物」だけです。

分解できない異物が混入すると、処理槽の中でいつまでも残り続け、攪拌の邪魔をしたり、故障の原因になったりします。

特によくあるトラブルが、タバコの吸い殻、生理用品、プラスチックごみ、そして「お掃除シート」や「ウェットティッシュ」の投入です。

「水に流せる」と書いてある製品でも、バイオトイレの分解スピードでは処理しきれないことが多く、そのまま残ってしまうケースが多々あります。トイレットペーパーも、必ず水溶性のものを使うようにしましょう。

また、掃除の際に「塩素系漂白剤」や「強力な酸性洗剤」を使ってしまうのも厳禁です。これらの強い薬剤は、汚れだけでなく、処理槽内の大切な微生物まで殺菌して殺してしまいます。

微生物が死滅すれば、当然分解はストップし、トイレはただの「排泄物を溜める箱」と化して強烈な臭いが発生してしまいます。

こういったトラブルを防ぐために、トイレ内に「トイレットペーパー以外は流さない」という注意書きを大きく掲示しましょう。

また、掃除をする際は、水拭きか、微生物に影響の少ない中性洗剤を使用するようにしてください。

利用者のちょっとしたマナーが、快適なトイレ環境を守ります。

季節による影響は?|夏場の臭気対策と冬場の保温管理

日本には四季があり、気温や湿度の変化が激しいため、バイオトイレの管理も季節に合わせた微調整が必要になることがあります。微生物は生き物なので、環境の変化に敏感です。

まず夏場ですが、気温が高いため微生物の活動自体は活発になります。しかし、外気温の上昇に伴い、処理槽内の温度が上がりすぎてしまうことがあります。

また、湿度が高い時期は水分が蒸発しにくくなるため、どうしてもチップが湿りがちになります。

さらに、換気ファンから排出される空気がもわっとした熱気を帯びるため、排気口の向きによっては周囲で臭いを感じやすくなる場合があります。

臭いを発生させないための夏場の対策としては、風通しを良くし、室内の換気扇をしっかり回すことが重要です。処理能力に余裕を持たせ、水分過多にならないよう注意深く観察してください。

もしチップがベチャついていると感じたら、早めに新しいチップを補充して水分調整を行うと効果的です。

一方、冬場は気温の低下が大敵です。外気が氷点下になると、ヒーターがフル稼働しても処理槽の温度がなかなか上がらず、分解能力が低下しやすくなります。

分解が遅れると、未処理の排泄物が溜まりやすくなり、それが臭いの原因となることがあります。

冬場の対策としては、トイレの設置場所に工夫が必要です。北風が直接当たる場所を避けたり、断熱材で囲ったりすることで保温効果を高められます。

また、設定温度を夏場より少し高めに設定できる機種であれば調整を行いましょう。冬場こそ、電源を絶対に切らない管理が重要になります。

「臭いがない」だけじゃない!バイオトイレを導入すべき理由

ここまでは「臭い」に焦点を当てて解説してきましたが、バイオトイレを導入するメリットはそれだけではありません。

現場の管理者や経営者の視点に立つと、コスト削減や業務効率化、さらには企業の社会的責任(CSR)の観点からも、非常に大きな価値を提供してくれます。

なぜ今、多くの先進的な企業が従来の仮設トイレからバイオトイレへと切り替えているのでしょうか。その具体的な理由を、運用面と経営面の両方から解説します。

従来の仮設トイレ vs バイオトイレ|臭い・衛生面の違い

従来の汲み取り式の仮設トイレとバイオトイレの決定的な違いは、「排泄物の存在感」にあります。

従来の仮設トイレは、使用するたびに便槽の中が見えてしまい、視覚的にも不快感を伴うことが多くあります。また、夏場には害虫も発生しやすく、衛生環境としては決して良いとはいえません。

消臭液を使っても、独特の薬品臭とアンモニア臭が混ざったような不快な臭いが現場に漂うことも。

これに対し、バイオトイレの便槽内には杉チップが入っているだけで、排泄物はすぐに見えなくなります。使用後はスクリューが回転してチップと混ざり合うため、次に使う人が前の人の痕跡を目にすることがありません。

視覚的なストレスがなく、臭いも木の香りがするため、心理的な抵抗感が劇的に下がります。

また、バイオトイレは水を使わないため、跳ね返りの心配もなく衛生的です。洋式便座が標準装備されている機種がほとんどで、家庭のトイレと同じような感覚でリラックスして使用できます。

この「快適さの差」は、現場で働くスタッフの満足度に直結し、離職率の低下や女性スタッフの定着にも貢献するといわれています。

汲み取り作業ゼロ・給排水工事ゼロ

現場監督や総務担当者にとって、もっともありがたいメリットといえるのが「汲み取り作業が不要」という点です。

従来の仮設トイレでは、定期的にバキュームカーを手配して汲み取りを行わなければなりませんでした。

これには手間がかかるだけでなく、山間部や離島、高層ビルの建設現場など、バキュームカーが入りにくい場所では回収自体が困難なケースもありました。

また、汲み取りのタイミングを逃すと溢れてしまうリスクもあり、管理には常に気を使う必要がありました。

バイオトイレなら、排泄物は分解されて消滅するため、基本的に汲み取りの必要がありません。杉チップなら1年から1年半に一度程度交換または補充するだけで済みます。

これにより、バキュームカーの手配や立ち会いの手間が一切なくなります。

さらに、水洗トイレのように上下水道の配管工事をする必要もありません。給水タンクへの水補給も不要です。

100Vの電源さえあればどこにでも設置できるため、設置場所の自由度が非常に高く、工事現場の移動に合わせて簡単に移設することも可能です。

インフラがない場所でも、即座に快適なトイレ環境を作り出せるのは、バイオトイレならではの強みです。

ランニングコストと手間の削減

導入時のレンタル費用だけで比較すると、バイオトイレは従来の簡易トイレよりも高額になる傾向があります。しかし、運用期間全体でかかる「トータルコスト」で見ると、実はバイオトイレの方が安くなるケースが多々あります。

その大きな要因は、前述した汲み取り費用の削減です。

汲み取りには一回あたり数千円から数万円の費用がかかり、使用人数が多い現場ではその頻度も高くなります。長期間のプロジェクトであればあるほど、この「見えないコスト」は膨れ上がります。

バイオトイレはこの費用がゼロになるため、長期利用になればなるほどお得になります。

また、日々の清掃や管理にかかる人件費(手間)の削減も見逃せません。水補給の手間や、臭い対策のための薬剤購入費も不要です。

電気代はかかりますが、月額数千円程度で済むことが多く、汲み取り費用に比べれば微々たるものです。

「管理の手間をお金で買う」と考えれば、本業に集中できる時間はプライスレスな価値といえるでしょう。

SDGs・BCP対策としての企業価値向上

現代の企業活動において、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは避けて通れません。バイオトイレを導入することは、そのまま環境保護への貢献としてアピールできます。

水を使わず、廃棄物を微生物の力で自然に還すバイオトイレは、水質汚染のリスクがなく、非常にエコなシステムです。使用済みのチップは、良質な有機肥料として再利用できる機種もあり、循環型社会の実現に寄与します。

「環境に配慮した現場運営を行っている」という姿勢は、発注者や近隣住民からの信頼獲得につながり、企業のブランドイメージを向上させます。

また、BCP(事業継続計画)の観点からも注目されています。

地震や台風などの災害時、上下水道が止まってしまうと水洗トイレは使えなくなります。しかし、バイオトイレは電源(発電機やポータブル電源含む)さえあれば稼働できるため、災害時の非常用トイレとしても極めて優秀です。

いざという時に社員や地域住民の衛生環境を守る備えとして、平時からバイオトイレを導入しておく企業も増えています。

バイオトイレ導入までの流れとよくある質問(FAQ)

ここまで読んで「現場にバイオトイレを導入してみたい」と感じた方のために、実際の導入の流れと、契約前によく寄せられる質問をまとめました。

特殊なトイレだからといって、手続きが複雑なわけではありません。基本的な流れを押さえておけば、スムーズに導入することができます。

バイオトイレのレンタル開始までの流れ|問い合わせ〜設置

実際にバイオトイレをレンタルするにあたっての流れを、株式会社メイクリーンが取り扱うバイオトイレ「バイオミカレット」の導入を例にしてご紹介します。

まずは、お問い合わせフォーム、またはお電話にてご連絡ください。

この際、スムーズに見積もりと納期の確認のために、あらかじめ以下の3点を整理してお伝えいただくと非常にスムーズです。

1.設置場所(詳細な住所や現場の状況)
2.ご希望の納期(いつからいつまで)
3.設置希望基数(利用人数から算出)

問い合わせをいただいた後、メールにて見積もりをお送りします。株式会社メイクリーンでは、急な現場の要望にも応えられるようスピード対応を心がけており、設置場所と条件さえ整っていれば、注文後「最短1日」での納品も可能です。

最後に、指定の日時にユニック車が製品を積んで現場へ搬入します。

「ユニック車が設置場所へ横付けできること」と「上空に電線などの障害物がないこと」の2点を事前にご確認ください。

設置作業は、配送スタッフがクレーンを使って吊り上げ、所定の位置へ設置します。設置場所は水平であることが求められますが、多少の傾斜であれば、付属の石板や調整プレートを使ってスタッフがレベル調整(水平確保)を行います。

設置が完了したら、現場で用意した「100V電源」にコンセントを接続します。株式会社メイクリーンが取り扱うバイオトイレ「バイオミカレット」の場合、配送・設置から試運転までを株式会社メイクリーンにて行いますので、お客様側での難しい初期設定は不要です。

条件が良ければ、現場到着から一時間程度で設置が完了し、その場ですぐに使用を開始できます。

よくある質問(FAQ)

バイオトイレのメンテナンス頻度は?

「メンテナンスフリー」と言われることもありますが、完全に放置して良いわけではありません。ただし、日常的に行うべきことは非常にシンプルです。

基本的には、1日に1回程度、正常に作動しているか(スクリューが回っているか、温度が保たれているか)を目視確認するだけでOKです。掃除に関しては、便座や床の拭き掃除など、普通のトイレと同じように行ってください。

おがくずやチップの交換や補充については、杉チップを利用しているバイオミカレットを例にあげると、使用頻度にもよりますが、約1年〜1年半毎に1回程度で済みます。チップの量が減ってきたり、中身がベチャついてきたりしたら交換のサインです。

バイオトイレは女性専用トイレとしても使える?

結論から言うと、バイオトイレは女性専用トイレとして非常に適しています。むしろ、女性スタッフの多い現場こそ、バイオトイレの導入を強くおすすめします。

理由は「清潔感」と「安心感」です。

従来の仮設トイレの汚さや臭いは、女性にとって大きなストレスであり、トイレを我慢することで健康を害するケースさえありました。バイオトイレなら、室内が木の香りで満たされており、見た目もきれいで清潔です。

「女性が快適に働ける現場」を作ることは、人材確保の面でも大きな武器になります。実際に「トイレがきれいだから」という理由で、その現場の評判が上がることも珍しくありません。

女性用として1台バイオトイレを確保するだけでも、現場の雰囲気は大きく改善されるはずです。

まとめ

バイオトイレ導入事例:有限会社昇栄興業 様
引用:https://biotoilet.co.jp/case/shouei-kougyou_2/

バイオトイレは、決して「ただの簡易トイレの代用品」ではありません。それは、科学の力で「臭い」と「手間」を解決し、働く人の環境を劇的に改善するソリューションです。

この記事で解説した通り、バイオトイレが臭わないのには、微生物による分解と蒸発、そして杉チップの消臭効果という明確な理由があります。

電源管理や使用回数の厳守といった基本的なルールさえ守れば、不快な臭いに悩まされることはまずありません。

汲み取りの手間やコストを削減できるだけでなく、SDGsへの貢献や災害対策としても有効なバイオトイレは、これからの現場環境のスタンダードになっていくでしょう。

もし現在、現場のトイレ問題にお悩みであれば、ぜひ一度バイオトイレの導入を検討してみてください。その快適な使い心地は、きっとあなたの現場の常識を変えてくれるはずです。

株式会社メイクリーンはバイオトイレ導入のご相談・お見積りをはじめ、製品のご見学も受け付けております。その他、ご不明な点があれば、フリーダイヤル(0120-24-0012)、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

星野 聡のアバター 星野 聡 株式会社メイクリーン バイオトイレ事業部 マネージャー

【監修者プロフィール】
星野 聡(ほしの そう)
株式会社メイクリーン バイオトイレ事業部 マネージャー
学習院大学 法学部 卒業
青葉区倫理法人会 副会長(第6代会長)

【略歴】
星野氏は学習院大学法学部を卒業後、株式会社メイクリーンに入社し、現在はバイオトイレ事業部のマネージャーとして、バイオトイレのレンタルおよび販売を通じて、持続可能で快適な衛生環境の提供に尽力しています。
また、青葉区倫理法人会の第6代会長を務め、現在は副会長として地域社会の倫理向上に貢献しています。

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